Talk on Breeze : Vol.12 ニュース
JSAF特別加盟団体である「日本学生外洋帆走連盟」からお知らせがきましたので掲載します。
2013/03/25
全日本学生外洋ヨット選手権（ANIORU’S CUP 2013）
3月16日（土）、17日（日）に、学生クルーザーヨット王者を決める大会が、横浜で開催された。
この大会は、クルーザーヨットを媒介に活動する大学のクラブが所属する、日本学生外洋帆走連盟の主催（共同主催：横浜港ボート天国）によって実施されたもの。普段はそれぞれの大学が独自の活動を行っており、レースはもちろん、長期クルージングやシーマンシップの習得など、さまざまな活動形態が見られる。年に1回、同型艇を用いて行われるのがこのレースで、今年はY26IIを使って、横浜を舞台に実力を7チームが競い合った。
今回の参加校は、東京都市大学、日本大学、防衛大学校、明治学院大学の関東勢に加え、関西からは神戸大学と甲南大学がエントリー（慶応大学はオープン参加）。4艇のレース艇を用いて、2日間合計6レースを実施。見事、神戸大学が優勝を手にすることとなった。神戸大学はこの優勝により、秋にフランスで開催される「SYWoC（学生クルーザーヨット世界選手権）の日本代表の座をゲット。また、同校はこのGWに開催される神戸横濱レースにもエントリーしており、活躍が期待される。
この大会のユニークな点として、準備、運営を、この春に卒業する4年生部員たちを中心に、基本的には学生たちによっておこなっているところ。不慣れな点も見られるが、学生による学生のためのヨットレースとして定着した感がある。当連盟は2010年より、日本セーリング連盟の特別加盟団体として、正式に承認されてもいる。どうか今後とも学生クルーザーレーサーの活動を、温かく見守っていただければ幸いだ。（文・写真＝日本学生外洋帆走連盟 広報）
レース結果
