Talk on Breeze : Vol.18
今回は、5月に常務理事を退任され監事となった児玉萬平さんから、「2014ジャパンカップ」について伺いました。
日本セーリング連盟監事 児玉萬平
聞き手:高槻和宏
2014/07/09
高槻—長い間、常務理事のお勤め、お疲れさまでした。
児玉— おかげさまで、公職をしりぞき、レースも若手にまかせてのんびりやっています。
— ……っていっても5月の「沖縄-東海ヨットレース」ではダブルハンドクラス優勝ですよね。いや、総合でも4位か。ダブルハンドで。
ぜんぜん”のんびり”じゃないじゃないですか。(笑)
ありがとうございます。
このレースで良い結果が出せたのはうれしいですね。
第一回の沖縄-東京レースから参加させてもらっている自分としてはとりわけ思い入れも深いのでね。
— さてそこで、今年のジャパンカップ。JSAFと外洋三崎、三浦外洋セーリングクラブの共同主催で、シーボニアマリーナをベースに行われる、と。
児玉さん、ジャパンカップの運営に関しても長くかかわっていらっしゃいましたよね。
ええ、今回もいきがかり上、応援をさせられています。
— 児玉さんの地元でもありますもんね。
6月1日に出たJSAFの「公認申請進捗状況一覧」には「ジャパンカップ」の名前が無かったんで、あれ? と思っていたんですけど。(注1)
やりますやります。
8月9日からインスペクションが始まり、レースは8月11日から15日まで5日間の日程になっています。
— そして、レース委員長はこの海面を知り尽くした大庭秀夫さん、と。
心配していた出場予定艇も現時点で10艇を越え、何とか開催の目処はたったようですが。
— ふむふむ、今のところ、相模湾のチームばかりかな……。
東北の〈ミスティックX〉は震災の年に引き続いての参加ですが、やはり関東の大型艇が中心ですね。
現在、継続検討中の艇もあると聞いているので、是非とも参加を呼びかけたいと思いまして。
エントリーは7月18日まで。レイトエントリーは7月31日までとなっています。
— 公式ホームページはずっとチェックしています。
……お、第1回から昨年までの結果がすべて掲載されていますね。(注2)
これすごい。これだけまとまったもの、今まで無かったから。JSAFのホームページで是非ともと提案したんですけど、却下されてきたんですよね。
ここに名を連ねることが名誉になるような、そんなページ。
スポンサーのリビエラリゾートさんではクルーの家族が楽しめるよう、プールの無料開放とか、観覧艇の手配とか様々な企画を用意してくれているようです。コンセプトはファミリーで楽しむジャパンカップ、って感じでしょうか。
— なるほど。そのての情報も公式ホームページに掲載していただければ、「Log on Breeze」でも連携して、できる限りのお手伝いをさせていただきます。
ちなみに真夏のシーボニアでのジャパンカップ開催は初めてなんです。
いかがでしょうか、関西、東海、そして東北のセーラーのみなさん、是非とも真夏の相模湾をお楽しみください。
ジャパンカップ2014 公式ホームページは→こちら
レース公示は→こちら
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注1:公認申請等進捗状況一覧(JSAFレース委員会)
http://www.jsaf.or.jp/race/2014/kounin/20140601.pdf
注2:JAPAN CUPの歴史
http://www.riviera-r.jp/seabornia/japancup2014/history/
各回の所をクリックするとデータが表示されます。