7月の朝は(2017/07/03)号

7月に入りましたが、まだまだ梅雨が続くもよう。そこに台風3号も発生。弱いですが日本海側に回り込んでくる予報です。
今月は7/14(金)から「ミドルボート全日本」。続けて「パールレース」が7/27(木)スタートと、中部が熱いです。
詳しくは→こちら

ということで、7月の写真は「パールレース」のスタート地点である五ヶ所湾口です。


「第35回 アメリカズカップ」は〈エミレーツ・チームニュージーランド〉が勝利し、カップは14年ぶりに南半球に渡りました。
詳しくは海外レース情報→こちらで。

7月2日(日曜日)1200の天気図
tenki.jp より



JSAF・全日本など

JSAF 日本セーリング連盟
 updated on 2017/06/28

日本セーリング連盟(JSAF)から、「キールボート強化委員会」(6/15:東京開催)の議事録が出ています。
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過去の議事録も→こちらから

「外洋常任委員会」(2017/06/17:東京開催)の議事録は→こちら(pdf)

過去の議事録は→こちらから


JSAF 日本セーリング連盟
 updated on 2017/06/30

JSAF事業開発委員会から、新製品が出ています。
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その他、五輪種目RS:Xの話題などが掲載されています。
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日本障害者セーリング協会
updated on 2017/06/28

「2017 Para World Sailing Championships」(6/21、6/22~6/25:ドイツ、キール開催)のHanza303クラス(31チームエントリー)に出場。21位となりました。
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日本マッチレース協会 
updated on 2017/06/28

日本ヨットマッチレース協会から、「セーラーズイベント2017」(8/27:葉山開催)のお知らせです。
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東京湾~以北

東京ヨットクラブ
updated on 2017/06/30

「第9回 SUBARU-ZA CUP charity YACHT RACE TOKYO BAY OPEN 2017」共同主催:東京ヨットクラブ、/浦安ヨットクラブ/ (7/15~7/16開催)の必要書類がダウンロードできるようになりました。
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公式ホームページは→こちら


相模湾

神奈川県セーリング連盟
updated on 2017/07/01

神奈川県セーリング連盟から「体感!セーリングの魅力in江の島」(8/27開催)のお知らせです。
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hayamayachtclub葉山ヨットクラブ
updated on

葉山ヨットクラブから、「2017年・葉山ヨットクラブ 夏祭り」(7/30:葉山港開催)のお知らせが出ています。
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葉山マリーナヨットクラブ
updated on

「第7回 オダギリ杯」主催:葉山マリーナヨットクラブ(7/2:葉山開催)は、21艇が出場し、

優勝 〈Starboard Jr.〉

となりました。
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レース公示は→こちら(pdf)
帆走指示書は→こちら(pdf)


demoJSAF三浦外洋セーリングクラブ
updated on

「Shonan Race」共同主催:JSAF三浦外洋セーリングクラブ、/リビエラリゾート/ (7/2開催)の暫定成績が出ています。
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レース公示は→こちら(pdf)
帆走指示書は→こちら(pdf)


中部・東海

toyama富山県セーリング連盟
updated on

「タモリカップ富山大会2017」共同主催:富山県セーリング連盟、/タモリカップ実行委員会/ (7/15~7/16:富山県新湊マリーナ開催)のポスターができました。
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JSAF外洋東海
2017/07/03

「全日本ミドルボート選手権 2017」主催:JSAF外洋東海 (7/14~7/17:愛知県ラグナマリーナ開催)の帆走指示書がアップされています。
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公式ホームページは→こちら

updated on 2017/06/28


「第58回パールレース」共同主催:日本セーリング連盟、JSAF外洋東海、JSAF外洋湘南 (7/27:三重県、五ヶ所湾口スタート)の 応援で気象情報が提供されます。
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レース公式HPは→こちら

関西・内海

関西ヨットクラブ
updated on 2017/07/02

関西ヨットクラブ「ポイントレース IRC & WHITE」(7/2開催)の暫定結果が出ています。

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写真は→こちら

updated on 2017/06/29


関西ヨットクラブから「白石康次郎 瀬戸内海洋塾 in 新西宮ヨットハーバー」(7/2~7/3:新西宮ヨットハーバー開催)のお知らせです。
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ジュニアセーリング教室の様子です。
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大阪北港ヨットクラブ
updated on 2017/06/26

大阪北港ヨットクラブ「安全祈願祭と直会」(7/2開催)のご案内です。
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updated on 2017/06/28


大阪北港ヨットクラブから「落水者救助訓練」(大阪北港マリーナ開催7/9:)のご案内です。
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demo和歌山県セーリング連盟
updated on  

和歌山県セーリング連盟から「海と日本プロジェクト~和歌山・海物語2017」クルーザーヨット体験(8/11~8/13:和歌山セーリングセンター開催)のお知らせです。
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日本J24クラス協会 須磨フリート
updated on 2017/06/18

日本J/24クラス協会須磨フリートのwebページで「いちもくさんからの報告」がアップされています。
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demo徳島ヨットクラブ
updated on 2017/06/29

「アクサス杯 第45回 阿波踊りヨットレース」共同主催:JSAF外洋内海、徳島ヨットクラブ (8/13~8/14開催)のエントリーが始まりました。
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九州・沖縄

demoJSAF外洋沖縄
updated on 2017/06/26

JSAF外洋沖縄「座間味ヨットレース」(6/14開催)の結果が出ています。
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海外レース情報

海外レース情報
2017/07/03

「第35回 アメリカズカップ」は、挑戦艇〈エミレーツ・チームニュージーランド〉が圧倒的な強さをみせ勝利を収めました。


先週号からの続きですが、そこまでの結果をまとめると。

6/18(土)
OUSA 0-2 ETNZ
6/19(日)
OUSA 0-2 ETNZ

 途中休みを挟んで、

6/24(土)
OUSA 1-1 ETNZ

で、ここまで合わせて

OUSA 1-5 ETNZ 

〈オラクルUSA〉はクオリファイア優勝のボーナスがあるので、〈エミレーツTNZ〉は7勝+1勝=8勝しなければならず、つまりあと3勝です。

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本戦4日め 6/25(日)(6/26:JST)
R7
〈エミレーツTNZ〉がスタートを征しそのままリードを保ち6勝め。

R8
プレスタートで完全に押し切られた〈オラクルUSA〉。この日も良いとこなし。挑戦者〈エミレーツTNZ〉は7勝めをあげカップ奪取に王手をかけます。

ボートスピードでは遜色なくなった〈オラクルUSA〉ですが、こうなるとクラシックなマッチレースの駆け引き、まずはスタートを征すことが重要になるのでしょう。そこで〈エミレーツTNZ〉にやられちゃうと、その後はなかなか逆転できません。

この日も風速10ノット前後でかなりシフティーなコンディションのようですが、コースの選択権は先行艇にあり。ここでキッチリ振れを読み切って常に有利に試合をはこんだ〈エミレーツTNZ〉の圧勝という感じ。

先週号で挙げた記事のとおり、〈エミレーツTNZ〉はきわめてシステマチックに淡々と艇を走らせていたように思います。

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本戦5日め 6/26(月)(6/27:JST)

あと1勝の〈エミレーツTNZ〉。
逆にいうと〈オラクルUSA〉としては後が無い。
ああ、なんだか4年前を思い出します。あのときはここから大逆転があったわけで。ニュージーランドの友人からは「どうなの?今回は? シャンパン買っといていいのか?」と悩んでいると連絡が来ました。

前回はここで休みをいれ、その間に艇を大改造してミラクルを起こしたという〈オラクルUSA〉ですが、今回はここではもう休みはとれません。その前の週に5日間時間があったし。
ということで立て続けの勝負になります。

R9
スタートはほぼ同時、いや僅かに遅れた〈オラクルUSA〉ですが、良いスピードで風上側から飛び出しすぐに前に出ます。〈エミレーツTNZ〉はバッドエアを避けて風上後方に交わしたところで第1マーク回航です。

ここからバウンダリーまではあっという間。
ここで、〈エミレーツTNZ〉が僅かに先にジャイビング。先行する〈オラクルUSA〉も続けてジャイブ。
〈オラクルUSA〉のタクティシャン、トム・スリングスビーはグラインダーを抜けてデッキを駆け回りジャイビングの判断をしてましたね。対して〈エミレーツTNZ〉は通常のポジション(Missデイジー・スタイル)でクールにバウダウンし、クールにジャイビングし、クールに加速。速い速い。アングルも良い。すぐに並び、あっさり〈オラクルUSA〉の前に出ます。

以降、左右に大きくスプリットするケースもありましたが、押さえる所はキッチリ押さえる堅い走りでリードを保った〈エミレーツTNZ〉。フィニッシュまで〈オラクルUSA〉を圧倒する走りでした。


ということで、
カップは南半球に戻ることになりました。

「free the cup!」(sailing anarchy)

1995年、米国のサンディエゴヨットクラブからカップを奪ったニュージーランド。
2000年の「第30回 アメリカズカップ」では挑戦艇〈プラダ〉(伊)を5-0で下しカップを防衛しますが、その後スキッパーのラッセル・クーツ以下主力セーラーをすべてスイスの〈アリンギ〉に引き抜かれ、2003年の「第31回 アメリカズカップ」でその〈アリンギ〉に0-5で破れカップを手放します。ニュージーランドがニュージーランド人に負けたって感じ。

振り返ってみれば、ここ(21世紀に入って)からアメリカズカップは大きく様相が変わりました。

そして、そこから14年ぶりにカップはニュージーランドに戻ってきたわけです。
その間、ラッセル・クーツは〈アリンギ〉から〈オラクル〉に移籍し、ここまですべて勝利チーム側におり、今回もACEA(the Americas Cup Event Authority)のCEOとして〈オラクルUSA〉側でイベント全体を仕切っていたわけで。
となると今回は、ラッセル・クーツからカップを取り戻したとも言えるかと。
そして、20世紀のア杯に戻れるのか?

「第36回 アメリカズカップ」は、いつ、どこで、どんな艇を使って行われるのか。
早くもイタリアから挑戦状が届いており挑戦艇代表に決定。

〈オラクルUSA〉は、大会前に大会後のスケジュール──ますますショーアップされたイベント──をすでに示し、参加チームはみなこれに同意していたのですが、唯一これに反対していたニュージーランドが勝ってカップを持ち帰ってしまったわけで。また、挑戦艇代表となったイタリアは、AC72からAC50に艇種変更になった時点で「やってらんねーよ」と言う感じで挑戦をやめた、いわばアンチ・オラクル同士で次回大会のレーススタイルを協議するわけで。
ふむふむ、なんだか面白いことになりそうです。

モノハルに戻るという話もあるし、やっぱりマルチハルだろうとか、それでもセールはソフトで、など、いろいろな話が出ています。
乗員の国籍問題もどうにかした方がいいとも。

〈アリンギ〉も再び挑戦してくるという話もあり、によれば挑戦艇は12チームくらい集まるのでは(ポール・ケイヤード談)、とのこと。

チームジャパン(ニッポンチャレンジ)はどうなるのか?



そしてこちら、参加するレース。「Transpac2017」は、

7/3 1300 最初のスタート(Div.5、6、7)
7/5 1300 2番目のスタート(Div.3、4)
7/6 1300 3番目のスタート(Div.1、2)
1330 マルチハルスタート

エントリーリストは→こちら

クラス分けが細かすぎて、ちょっと拍子抜けします。
Div.0Aなんて1艇しか出てないわけで。

それにしても、総勢55艇はすごい。

日本からも2艇出場しています。

公式ホームページは→こちら

トラッカーは→こちら
風速風向も入ってるのか。面白そうです。

今週末は




今週末は、
・葉山ヨットクラブ 新港開港記念レガッタ »Click

・関西ヨットクラブ ポイントレース »Click

となっています。



文中、/~/で括った団体名は、日本セーリング連盟非加盟団体の意味です。加盟団体との混乱を避けるために記載してあります。これまでは非加盟団体名は記載しないようにしていたのですが、これはこれで混乱するのでこのようにしてみました。
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