– ヴァンデグローブは南氷洋へ

海外レース情報
2020/11/30


11月8日にフランスをスタートした1人乗り無寄港世界一周レース「ヴァンデグローブ2020-2021」は、4周めに突入。シャルリー・ダラン(36♂仏)の〈APIVIA〉を先頭に南氷洋に突入しました。

トラッキング・マップは→こちら


トップで赤道を越えたアレックス・トムソン(46♂英)の〈HUGO BOSS〉でしたが、定期点検で船首部のビームにひび割れを発見。丸1日かけて修理し戦列復帰。

この修理で遅れた〈HUGO BOSS〉に代わってトップに立ったトマ・ルイヤン(39♂仏)の〈LinkedOut〉も左舷のフォイルを壊しスピードダウン。
このあたりの詳しいところは、『舵オンライン』に書きました。
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この後、フォイルは完全に切り離したようです。

先端2m程を切り離したとのことですが、その部分の映像はありません。秘密か。
実際にヒビが入ったのは “shaft” と呼ばれる根元の部分なのですが、根元の部分は厚みが10cm以上あるムクのカーボンなので切るのは大変。なので先端部を切断したとのこと。これで、スターボードタックでもある程度のフォイル効果は保てるということでもあるのか。

そして、船体修理を終えた〈HUGO BOSS〉は勇躍戦列復帰……したと思ったらラダーを壊し、11月28日リタイアとなりました。現在、自力でケープタウンに向かっています。
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ラダーのdamageって、どういうダメージなのか。何かが当たったのか? 単に壊れたのか?
他艇でもハリヤードのトラブルなどいろいろあるようで。

詳しいことは分かり次第、こちら、
「ヴァンデグローブ2020 レース実況まとめページ」
にアップしていきます。