「ジャパンカップ2015」実行委員長に聞く

Talk on Breeze : Vol.025 インタビュー

「ジャパンカップ2015」(8/9~8/15:蒲郡ラグナマリーナ開催) の
大会実行委員長を務める坂谷定生 日本セーリング連盟(JSAF)常務理事にお話をうかがいました。

ジャパンカップ2015大会実行委員長/JSAF常務理事 坂谷定生
聞き手:On Breeze 編集スタッフ 高槻和宏
2015/3/03


On Breeze :
「ジャパンカップ2015」の公示が発表されました。  » Click(PDF)
公式ホームページもできています。
これまでの「ジャパンカップ」との一番の違いは、JSAFの単独主催になったということだと思うのですが。

坂谷:
はい。これまでは各水域の主催団体とJSAFの共同主催という形をとっていましたが、今年から、原則JSAFの単独主催で。今年は東海、来年2016年は関西、2017年は関東、と、各水域の加盟団体は協力という形になります。
On Breeze :
開催地について、これまでは別に決まりがあった訳ではなく、ここ何年かはなんとなく雰囲気でそれら3つの水域が順番にやってきたわけで。
それを明確にした、と。つまり、2017年は関東で開催されることが今から決まっている、ということですね。

坂谷:
そうです。ジャパンカップ改革のワーキンググループを作りまして、昨年8月から4回の会合を経て『ジャパンカップの開催についての規定』を策定しました。
開催時期も8月のお盆時期と決めました。毎年同じですから、参加艇側からしてもスケジュールが組みやすいと思います。
On Breeze :
実行委員会の人選も出ていますね。

坂谷:
公式ホームページの方に掲載しました。
→こちら
On Breeze :
今年は坂谷理事が元々東海の方なので、実行委員長に就任されるのはもう適役だと思うのですが。来年、関西開催でも同様な組織で運営するのですか。2017年の関東も?
JSAF単独主催のメリットというのは、同じメンバーで毎年回すことによってよりスムーズな運営ができること、だと思ったのですが。

坂谷:
JSAF単独主催ということの基本的な意味は、JSAFの理事や委員会のメンバーが適切なポジションに入って、大会をコントロールするということです。
具体的に言うと、実行委員長に関してはJSAF関係者であって地元に精通している人物が適切だと考えています。よって今回は東海が会場なので私が実行委員長に就任することになりました。
レース委員長をはじめとする実行委員会メンバーについては、各委員長が就任していただければ大変有難いことは言うまでもないことですが、委員や各地の担当者の中から適切な人を選任していただくのも一つだと考えています。大会の全体的なイメージは2015がモデル的なものになると思っています。
On Breeze :
なるほど。まあ、東海や関西はいいとして、関東水域にはジャパンカップ開催実績のある団体が複数存在するので、「2017年は関東で」といっても、じゃあ関東のどこで誰が? というのを決めるのがなかなか難しそう。JSAF内にジャパンカップ委員会みたいな決定機関を新設する必要がありますよね。

坂谷:
そうですね。今のところ目標ではありますが今後の検討課題です。
すくなくとも今回はJSAFの単独主催で、外洋東海には今後の事務的なサポートや現場での人員確保、ホームページの活用等多方面に及んで協力していただくことになると思われます。他の関係者には今後具体的なことを依頼していきます。
On Breeze :
はい。こちら「on Breeze」でも、公式ホームページに注目していきます。大会成功に向けて、なんなりとお申し付けください。

坂谷:
できれば多くの艇にエントリーしていただきたいので、この記事を見てチャレンジしたいと思った方は是非お願いします。

「ジャパンカップ2015」の公式ホームページは→こちら

レース公示は→こちら(PDF)

「Online Entry」ページは→こちら