– VOR終盤戦 Leg-9スタート

海外レース情報
2018/5/21


「ボルボオーシャンレース 2017/2018」はいよいよ最終盤。ニューポート(米国)からカーディフ(英国)まで、大西洋を横断するLeg-9がスタートしました。

この後、約3300マイルもあるというのに、スタートからもう大白熱。
コメンテーターのケン・リードも、
「この後レースは数千マイルもあるってのに、誰も知ったこっちゃないんだからぁ」と興奮ぎみ。

マーク回航では、ポートで突っ込んできた〈TTP〉がオンザウオータージャッジでアウトの判定です。

ここまでの総合1位と2位の〈マフレ〉と〈ドンフォン〉がマッチレースをしている隙をついて〈ブルネル〉が追い抜き、トップで狭い湾を出、大西洋を走り出します。


8日にはインポートレースが行われ、ここでも〈ブルネル〉が優勝。

スタート後の加速で前に出てそのままトップを維持した〈ブルネル〉。オリンピック、アメリカズカップと2冠のピーター・バーリングが舵を持ちます。

Leg-6まではなんともパッとしなかった〈ブルネル〉ですが、Leg-7のホーン岬越えレグでファーストホームし、続くLeg-8でも2位と調子を上げています。

ここまで総合首位の〈マフレ〉とは11点差。
大西洋横断のLeg-9は得点2倍ですから、1位で14点。ファーストホームボーナスを入れて15点。
ということは、〈マフレ〉が6位、〈ドンフォン〉が5位で追いつかれるわけで……。

と、この記事を書いている時点で、〈ドンフォン〉がすごいスピードで抜き去っています。〈マフレ〉も速いなぁ。

いずれにしても、この3艇の戦いになりそうですが。
さあどうなるか。

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