海外レース情報
2019/4/08
「SAIL GP 2019」第2戦 サンフランシスコ大会（5/5 - 5/6開催）を控えて、オーストラリア、日本、アメリカに続いて中華人民共和国チームの紹介です。
China SailGP Team
第1戦のシドニー大会を、2位-6位-6位-6位-2位と、上がり下がりの激しいスコアで、総合4位となっているチャイナチーム。3位の英国チームとは僅か3点差ですから、まだまだここから。
■ Phil Robertson （NZ）
ヘルムスマン 168cm / 73kg »Click
ニュージーランドチームが出ていない「SAIL GP 2019」ですが、こちら、チャイナチームのヘルムスマン Phil Robertson がニュージーランド人。
ニュージーランドヨット界の保守本流、ブラックマジック団から距離を置いているかのような活動を続けている Phil Robertson は、おそらく2006年位から「World Match Racing Tour」に超若手として出ていたはず。すいません、ちゃんと調べておきます。
で、2016年には優勝。このときには、使用艇はモノハルからカタマランのM32に変わっています。
ということで、童顔ながらそこそこ歳いってるはずなんですが、いろいろ調べたものの生年月日が出てきませんでした。
Phil Robertson racing »Click
■ Ed Powys （英）1988/03/07（31：英）
ウイングトリマー 180cm / 80kg »Click
英国籍ですが、ホームタウンはシドニー（豪）となってます。
いるんです、パスポートは英国だけど、一度も英国に住んだことはないという人、結構。って、この人がどこで生まれたのかは知りませんが。
アメリカズカップと世界一周レースに関わっていた両親って、やっぱりxxx Powysという人なのか。探してみます。
■ James Wierzbowski 1991/12/23（27：豪）
フライトコントローラー&タクティシャン 176cm / 78kg »Click
THE PHIL ROBERTSON RACING TEAMの一員です。
ということは、Phil Robertsonと共に、ぶっ飛びカタマランには十分に慣れているかと。
■ Liu ‘Black’ Xue 1993/12/3（26：中）
グラインダー 188cm / 93kg »Click
世界一周の「ボルボ・オーシャンレース」では〈東風〉に乗っていましたから、ここでもかなり紹介しています。
中華人民共和国のセーリング界はどの程度の実力があるのか？
五輪では、金x2、銀x3取ってます。これ、国を挙げて強化したから、としてもすごいです。
■ Chen ‘Horace’ Jinhao 1992/2/15（27：中）
グラインダー 183cm / 91kg »Click
こちらも、〈東風〉で「ボルボオーシャンレース」優勝。
こちらは、全10レグ中、7レグで乗艇。Blackの方は入れ替わりで3つのレグに乗っているだけなので、Horaceの方が少なくとも外洋特性はあったのかと。
■ Thomas Le Breton （仏）
ウイングトリマー 187cm / 94kg »Click
前回のア杯は〈グルパマ〉にいた、ということは、このクラスの経験者として、Ed Powysの交代要員ということか？ いやいや、Ed Powysも〈ランドローバBAR〉にいたのか。さて、サンフランシスコではどちらが乗っているのか、お楽しみに。
■ Liu ‘Leo’ Ming 1984/7/22（34：中）
グラインダー 186cm / 88kg »Click
2018年のM32ワールドで優勝ということは、このとき、Phil Robertson、James Wierzbowskiと一緒に乗っていたということになりますか。
来年からは中華人民共和国人を3人乗せなければならないわけで、この人が重要になってくるのでしょう。