-〈MILAI〉総合2位に浮上

海外レース情報
2022/12/20

-「GLOBE40」第5レグで〈MILAI〉トップフィニッシュ。総合2位に浮上

このコーナーでずっと追っている2人乗り寄港型の世界一周レース「GLOBE40」ですが、第5レグで日本艇〈MILAI〉がレグ序盤からのリードを保ちトップフィニッシュを飾りました。

Map trackerは→こちら

この記事を書いている時点では、まだ走っている艇があるので第5レグを含めての総合順位は掲載されていませんが、こちらで勝手に計算すると……。

第4レグ終了時点で17.00点の首位にいた〈SEC HAYAI〉は今回2位。第5レグは係数3なので6点加算で23点。
同2位だった〈AMHAS〉はこのレグ3位となり、19.00点+9点の合計28点。低得点方式なので、点数が少ない方が上位です。
〈MILAI〉は21.00点にこのレグ1位の3点加算で24点。ということは僅か1点差で首位の〈SEC HAYAI〉を追う展開となっています。
凄いぞマサ鈴木。
ここまで、
第1レグ1位
第2レグ4位
第3レグ2位
第4レグ1位
第5レグ1位。
となっており、第2レグの4位は艇のトラブルで避難帰港しためのもの。
5レグ中トップが3回ですから。凄いぞ。

この第5レグは、タヒチをスタートして南下&東進してケープホーンを目指すというこれまでの世界一周レースではあまり例をみないコースでした。
南太平洋に居座る高気圧の南側で、南氷洋の低圧部に流れ込む風を追っ手に受けての走りですが、天気図を見る限り高気圧の峰というか尾根というかデコボコがあってトリッキーな風となったもよう。その中で、今回の相方フランス人のEstelle Greckと共に見事に走り切ったというところでしょう。

レース中の詳しいレポートはそのうち出てくるでしょう。フィニッシュ時の写真もまだ出てないもよう。
頑張ろう主催者!!

大会webサイトでの記事は→こちら

この後、第6レグはUSHUAIA(アルゼンチン) →- RECIFE(ブラジル)は2023年1月5日スタートで係数2。第7レグRECIFE(ブラジル) →– GRENADA(グレナダ)が2月6日スタートで係数1。最終第8レグGRENADA(グレナダ) → LORIENT(フランス)は2月26日スタート、係数2となっています。

ということで、レースフリート(7艇エントリー、内2艇はリタイア)はアルゼンチンで年越し……ん? アルゼンチンといえば今はワールドカップ優勝で大騒ぎなんじゃないのか? アルゼンチン自体は90%以上の物価上昇と通貨安で経済も政治もガタガタみたいなんですけど……。その最果ての街はいったいどーなっているのか?

こちら、同じアルゼンチンでも北の方、のけっこう田舎町だと思われるメンド-サの様子。とりあえず、張っておきます。