– ボルボオーシャンレース Leg-9
〈ブルネル〉が征す 熾烈な総合争いに

海外レース情報
2018/6/04


まずは、先週の記事を再び読んでいただいて……。
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その続き。

Leg-9も、テールツーノーズで。
〈アクゾノーベル〉、〈ブルネル〉、2艇のオランダ艇による熾烈なトップ争いになりました。

5/27-18:34(UTC) ではまだ〈アクゾノーベル〉(紫)が前にいます。
ここ〈ブルネル〉(黄)がバウダウンしてスピードで前へ。

同日夜、23:54に(UTC)は↑こんな位置関係に。
フィニッシュのカーディス(英)は右ちょっと上の方にありますから、前に出るという表現は変ですが。スピード重視で走る〈ブルネル〉。

で、これがあたって翌朝、5/28-0726(UTC)には〈ブルネル〉が前に出ます。

ちょっと紫の航跡(アクゾノーベル)が見づらいですが。ポイントはここですね。
一旦前に出た〈ブルネル〉は、以降、終始トップをキープして5/29-02:39:53(UTC)にフィニッシュ。

と、書くと簡単そうですが、風が落ちてLeg-8の苦難が思い出されるような状況で。
フィニッシュ1時間前には、わずか数百メートルまでに迫っていた〈アクゾノーベル〉ですが、フィニッシュでは4分引き離されての2位となりました。

一方、ここまで総合首位の〈マフレ〉は、初日からもうドツボにはまり、終盤ではもうこのレグ逆転の目は無しって感じのコメントが出ています。

逆に、僅か1点差で総合2位に付けていた〈ドンフォン〉は、〈アクゾノーベル〉と〈ブルネル〉の首位争いでミスが出ないか、ちょっと後ろから淡々と逆転を狙います。

まあ、ここは届かず、3位フィニッシュですが、〈マフレ〉が5位と沈んだため、ここでまた総合で逆転首位に立ちました。

ここまでの総合成績は、

L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L9
1位 3 2 2 2 * 4 2 4 3 60点 ドンフォン
2位 2 1 1 4 * 3 5 1 5 59点 マフレ
3位 6 4 4 5 * 6 1 2 1 57点 ブルネル
4位 4 5 7 3 * 1 3 5 2 48点 アクゾノーベル
5位 1 3 3 ret dns dns ret 3 4 36点 ベスタス
6位 5 6 5 1 * 2 ret 7 7 29点 スカリーワグ
7位 7 7 6 6 * 5 4 6 6 26点 TTOP

数字は順位。高得点方式で、Leg-3,7,9は得点が2倍。
各レグ首位は+1。ケープホーン首位通過も+1のボーナス。

〈ドンファン〉はここまでレグでは1勝もしていません。が、大叩きも無し。

残りはわずか2レグ。
今週末(6/10)にLeg-10スタート。僅か1300マイル先のヨーテボリ(スウェーデン)へ。
6/21にはオランダ、ハーグへ向けた最終レグのスタートとなります。
これはわずか700マイル。

で、

1位の〈ドンフォン〉から3位の〈ブルネル〉まで僅か3点差。どうなるかまったく分かりません。
4位の〈アクゾノーベル〉でも12点差。奇跡が起きれば優勝のメあり。さあ、どうなるか。

同点になると、インポートレースの結果でタイブレークとなります。
こちらは〈マフレ〉がダントツって感じ。


というところで、
次回(2012年)からは、ボルボ社がスポンサーを降りるというニュースが出ました。
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何も今言わなくてもいいのに。
「ボルボ・オーシャンレース 2017-2018」では、〝sustainable〟というのをキーワードにしているようですが、CEOがKnut FrostadからMark Turnerに代わったと思ったらLeg-2の途中で辞め、スポンサーも降りちゃうって。
いや、中止というわけではありません。Atlant Ocean Racing Spainというところが受け次ぐとのこと。

Atlant Ocean Racing Spainとは?
1998年創設の、世界的なスポーツマネジメント会社(特にセーリング分野の)ということのようです。
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スポンサーが代わるというより、運営母体が代わるというこみたいですね。
スポンサーも当然代わるということで、チャイナマネーから切り離される、ということか?

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