ステイホーム週間(2020/04/27)号

外出自粛→ステイホームとなりました。
カタカナ語にするとなんとなくソフトですが、よく考えると要請レベルは一段上がっています。となると次は、要請→オーダーになるか?

ステイホーム週間ですから当然ヨットレースは無し。加盟団体からの更新情報もめっきり減ってきているところで、逗子マリーナヨットクラブから「2020 ZUSHI WEEK」(9/19-9/22)の開催が発表されました。明るいニュースです。→こちら

ステイホーム中は実行委員会もリモートワークってことか。こちら、onBreezeも、ステイホームで楽しめることを考えてみました。→こちら
テーマは「なぜヨットは風上に進めるのか?」

ゴールデンなステイホーム週間をお過ごしください。

4月26日(日曜日)1200の天気図
tenki.jp より




JSAF・全日本など


JSAF 日本セーリング連盟
 updated on 2020/04/23


日本セーリング連盟(JSAF)河野会長から、「いまスポーツにできること」
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updated on 2020/04/20


JSAF e-Sailing委員会から、『おうちでe-Sailing』の記事です。
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updated on 2020/04/24



東京湾~以北


東京ヨットクラブ
updated on 2020/04/19


「TYCレース 第3戦」 主催:東京ヨットクラブ(5/17開催)は中止となりました。
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レース公示は→こちら(pdf)
帆走指示書は→こちら(pdf)



demo横浜クルージングクラブ
updated on 2020/04/21



相模湾


日本J/24クラス協会 関東フリート
updated on


「スプリングレガッタ」 主催:日本J/24クラス協会 関東フリート(5/23-5/24開催)は中止になりました。
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demoニッポンセールトレーニング葉山
updated on 2020/04/20




demoJSAF外洋三崎
updated on 2020/04/24


JSAF外洋三崎 新田会長から、
「新型コロナウィルス感染症拡大に伴う不要不急の外出自粛に協力しましょう」
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zmyc逗子マリーナヨットクラブ
updated on


逗子マリーナヨットクラブから「2020 ZUSHI WEEK」(9/19-9/22)のお知らせです。
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中部・東海

今週は更新情報が無かったようです。

関西・内海

今週は更新情報が無かったようです。

九州・沖縄


demoJSAF外洋沖縄
updated on 2020/04/26


UMIDORI


今週のUMIDORI
 


籠もる日々が続いているかと思いますが、海外長距離クルージングのヨッティー達も困窮しているもよう。
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どのタイミングでどこにいたかで状況は大きく変わり、どう対処すればいいか正解は分からず。
と、お気の毒としか言いようがなく。

あるいは、中古艇を購入し一家総出でレストアに励むこと18ヶ月。いよいよ旅立ちかというところでこのタイミング……というかたも、これはこれでお気の毒です。
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しばらくは、海外への長期クルージングは難しい時代が来るのかも。

一方、電気・水道・通信完備で食料も安定供給されているステイホーム組としては、この連休中はネットに浸るのはいかがでしょう。
ネットに浸るといってもいろいろありまして。
たとえば、
「“ヨットは何故風上に向かって進むことができるのか?” を分かりやすく説明する」
という問題について、粛々と考えるのもまた一興かと思いまして。

海の動画を集めたコーナー「UMIDORI」でも、“タメになる話”としてこの極めて難しい問題に真っ向から挑戦したこちら、こーじさんの動画、
【物理エンジン】ヨットはなぜ向かい風でも進むことが出来るのか?
をご紹介しました。


なぜ埼玉県提供なのか、繋がりがよく分かりませんが。
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まず大きなポイントは、“揚力”。
そんなの常識じゃんと思われるかもしれませんが、実はこの説明がかなり難しくて。
この動画でも、「飛行機の翼はその形状から、少し傾けることで翼の上下で気流の速度差ができます」とあっさり説明しているんですが、ここで子供に「なんで速度差ができるの?」と質問されたらどう答えますか?

「じゃあおまえ、説明してみろよ。」と言われると困るのです。

で、こちら、松田卓也先生の解説。
「翼の揚力を巡る誤概念と都市伝説」
-飛行機はなぜ飛ぶかのかまだ分からない??-

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後段に動画がいくつか引かれており、詳しく、ウソ無く、ごまかしなく、“揚力”について説明されてます。

ちょっと長いし難しいようなら、先にこちら、日経ビジネスの記事、
「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当?
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を読んだ方が分かりやすいかも。

こちらも、質問に答えているのは松田先生。
 松田卓也(wiki)»Click

ネットで検索すると、生で講演されている動画がズラズラでてきます。どうやら松田先生にとって“揚力”なんてものはあったり前のことで、ご興味は“超知能”、“シンギュラリティー”といった方面にあるようで……。『攻殻機動隊』は見る価値ありとおっしゃってます。


さて、ここまで“揚力”について理解した上で、これを動画で簡単に表したいと思うわけ。

で、youtubeで探してみたところ、ほとんどが松田先生の言う“間違い”や“ごまかし”で。ようやくフムフムとなったのがこちら、KEIさんの動画。
・【ゆっくり解説】航空機はどうして浮くの?

まず合成音声がしっくりこないうえに、のっけから“同着説”が出てくるので「ああやっぱり」と思ってしまったところで、「それは間違い」と来て循環の説明が出発渦から出てくるこの動画が、最も納得できるものでした。

で、KEIさんが参考にしているのが、松田卓也先生の書いた「翼の揚力を巡る誤概念と都市伝説」とあるので、ま、当然ですな。
とはいえ、どーしてもこの音声が……そもそもパチュリーって誰?
と、改めて調べてみたら、音声合成技術はかなり進化していて、アナウンサーなみのものもあるんですね。KEIさんすいません。勉強します。あ、音声合成も攻殻機動隊の世界か?

日本語にこだわらなければ、こちら、Brian Storeyさんの動画。
・Vorticity

テーマは“揚力”(lift)というより“Vorticity”(渦度)みたいなので、最初の方はナニコレという感じですが。ここから頭に入れておかないとこの先の出発渦と翼上の循環の関係を説明できないということか。
となると、“揚力”というのは渦の話──ということになりますか。

なにより、この動画の造り(シンプルな手書きのイラストに自分の声を合わせる)も、参考になります。
他にも英語で「lift + kutta」とかで検索するといろいろと出てきます。じっくりお楽しみください。



で、これらはみな、飛行機の話なのです。
飛行機における“揚力”は、機体を浮き上がらせる力なわけで。
エンジンの力で前に進み、前に進むことで揚力が生じ機体が浮き上がる、と。

でも、今我々はヨットの話をしたいのです。
ヨットは揚力で“前に”進みます。それも風に向かって進むこともできるのです。

となると、同じ“揚力”の説明でも、図を変えないと話は先に進まないわけで……。
ステイホーム週間は始まったばかり。いろいろやってみよう!


今週末は




今週末もすべてのレースは中止になっています。
JSAF外洋艇スケジュールは→こちら

詳細は各主催者にお問い合わせ下さい。
あるいは主催者の方、記述が間違っていたらご指摘下さい。訂正します。


文中、/~/で括った団体名は、日本セーリング連盟非加盟団体の意味です。加盟団体との混乱を避けるために記載してあります。これまでは非加盟団体名は記載しないようにしていたのですが、これはこれで混乱するのでこのようにしてみました。
詳しい編集ポリシーは→こちらから

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